DeNA・牧が初の1試合4打点でチーム連敗をストップ 球団内からは〝救世主〟の呼び声

2021年04月29日 00時19分

7回に2点適時二塁打を放つ牧

 チーム浮上のキーパーソンとなれるか。DeNAは28日、広島戦(マツダ)に9回表無死降雨コールドの末、13―2で大勝。前日の同カード初戦で1―10と屈辱の大敗を喫したウサを晴らすかのように今季最多となる18安打13得点の猛攻を浴びせ、連敗を3で止めた。
 
 ドラフト2位ルーキーの牧秀悟内野手(23)が自身初の1試合4打点をマークし、ゲーム終盤でベイ打線をさらに勢い付けた。3点リードの7回に左翼線への2点二塁打を放って貴重な追加点を奪うと、8回も再び左翼線への2点二塁打でダメ押し。「皆さんがつないでくれて回ってきたチャンスで打つことができてうれしい。勝利が一番なのでこれからも貢献できるように頑張る」と謙虚な言葉を並べ、目を輝かせた。
 
 この日も前日27日に続き「5番・二塁」でスタメン出場。17日以来の打点となったものの一気に稼いで今季22打点とし、リーグ2位タイに浮上した。打率も3割ジャストで主砲・佐野に次いでチーム2位。さらに6本塁打はチームトップでリーグ5位タイとしている。
 
 この新人らしからぬ暴れっぷりには球団関係者も目を細めつつ「チームに漂う〝負のオーラ〟を打ち消す存在になるのは牧しかいない。阪神が同じルーキー・佐藤輝明の加入と活躍で雰囲気がガラリと変わったように、彼にも今の苦しいベイスターズを好転させてくれそうな予感が漂う。ここまでその佐藤輝明と遜色ない成績でチームの中心になってくれているし、このまま打ちまくってチームを救ってほしい」と救世主としてエールを送るほどだ。

 屈強な体格と愛嬌のある笑顔のアンバランスさもチーム内、そしてファンの間から評判を呼んでいる牧。キャラクター的にもスター選手としての素質十分だけに、その期待値はかなり高いと言えそうだ。

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