巨人の原辰徳監督(62)が来日初アーチの新助っ人に目を細めた。

 28日のヤクルト戦(神宮)の3回、先頭のジャスティン・スモーク内野手(34)が右翼スタンドに来日1号弾。猛打賞もマークし7―3での2連勝に貢献した助っ人に、指揮官は「やっぱり対応力というかね、非常にありますね」とうなずいた。

 開幕から流動的だった5番打者がメジャー196発の両打ち助っ人で固まった。「非常にいいものが出ていますよね。スモークはね。ですから、全体的にやっぱり打線は息が抜けない、つながりを感じますね」と〝スモーク効果〟を実感していた。

 前夜にはテームズがデビュー戦で右アキレス腱断裂。原監督は「まぁ、(ウィーラーと)3人使えれば一番それがベストでしょう。しかし、いるメンバーで、ワンチームで、ということですから」と冷静に受け止めていた。