“工藤クリニック”がフル稼働 ソフトバンク先発陣不調で3連敗首位陥落

2021年04月28日 11時00分

ベンチで戦況を見つめる工藤監督(右)

 ソフトバンクが27日の日本ハム戦(ペイペイ)に2―7で敗れて3連敗。首位から陥落した。投手力が自慢のチームが3戦連続で7点以上を失うのは3年ぶりだった。工藤監督は13安打11四死球の乱調となった投手陣について「4人の投手で200球を超えている。いかにコントロールがないのかというところが出ている。走者がいる時の追い込んでから、もしくは初球の入り方というところの難しさをバッテリーも理解していかないと、こういう試合も出てくる」と苦言を呈した。

 先発陣がピリッとしない。2勝目を挙げているのはベテラン・和田のみ。指揮官も立て直しへ“工藤クリニック”をフル稼働させて先発陣と話し込むシーンも増えてきた。この日の先発は昨季ショートスターターとして台頭し、今季は開幕ローテに入った期待の若手左腕・笠谷。本領発揮できていないことから前回登板の翌日に現状についての思いを聞いたという。その上で昨季との変化を踏まえ「もっと楽しく投げなさい、と。打たれたらまた練習すればいい。長く投げないといけないとか、そこまで責任を負わせられない。期待して彼の成長も踏まえて投げさせている。一生懸命やってくれれば、それで出た答えで僕はいい。彼が一つずつでも成長してくれることが何より大事」と思いを口にした。

 ただ、悪い流れは止まらない。笠谷は初回から飛ばす投球は見せたものの、3回を投げて4安打3四球3失点で4戦ぶりの白星とはいかなかった。エース・千賀が長期離脱を余儀なくされている状況。王者が思わぬ事態に陥っている。

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