巨人の丸佳浩外野手(32)が25日の広島戦(東京ドーム)に「3番・左翼」で先発出場し、危機を救う好返球〝丸ビーム〟を見せた。 

 2点ビハインドの4回二死二塁の場面で広島・菊池が鋭い左前打を放つと、ヒットエンドランで好スタートを切っていた二走・小園が勢いよく本塁へ。これに呼応するように丸が捕球後、本塁へ低い弾道で矢のような送球。微妙なクロスプレーとなり、広島側からのリクエストもあったが、結局アウトとなった。

 3回には、中堅・松原聖弥外野手(26)が、菊池の放った飛球をフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。G外野陣の相次ぐ好守備によって東京ドームのスタンドは大きく沸き返った。