ソフトバンクは24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に9―11の逆転負け。打線が相手の倍以上となる19安打を放ちながら、投手陣が13四球。ファンでさえも目を覆いたくなるような四球地獄で、疲労感の濃い敗戦となった。
 
 かねて「四球からは何も生まれない」とゾーン勝負を求める工藤監督もベンチで何度も下を向いた。今季チームはロッテ戦初黒星。打線が今季最多の安打数で9点を奪い、最終回には相手クローザー・益田を引きずり出したが、及ばなかった。4時間半を戦っての負け試合は、いかんともしがたい内容だった。