巨人・大城卓三捕手(28)が、2―1で勝利した23日の広島戦(東京ドーム)に「8番・捕手」で先発出場し、5回に決勝弾となる先制の2号2ランを放った。

 先発のエース・菅野を救う一発となった。両チーム無得点の5回無死一塁、大城は九里の4球目138キロ変化球を捉え、バックスクリーン右へ。均衡を破る快音を響かせると、菅野も満面の笑みで女房役をたたえた。

 久々の一発に大城も「打てないと菅野さんに怒られるので、しっかり今日は打ててよかったです」と冗談交じりにコメント。この日は3打数3安打2打点の大暴れで、21日の阪神戦(東京ドーム)から3戦連続のマルチ安打とした。