コイの扇の要が確実な仕事をした。広島の会沢翼捕手(33)が21日のヤクルト戦(マツダ)に「6番・捕手」で先発出場した。

 2回二死での第1打席、5回先頭での第2打席はいずれも空振り三振。それでも0―1の6回一死満塁で打席が回るとヤクルト先発・スアレスから同点に追いつく右犠飛。

 先発・床田の負けを消した会沢は「床田が頑張って投げているので、最低限の仕事ができて良かったです」と笑顔を見せた。