プロレスラーで大阪・和泉市議会議員のスペル・デルフィン(53)が16日のオリックス―ロッテ戦(京セラドーム)を観戦に訪れ、T-岡田外野手(33)に激辛エールを送った。

 市議会議員として3期目を務め、京セラで「和泉市デー」を開催するなどオリックスとも関係の深いデルフィンだが、プロレスラーとしてもまだ現役。月に数試合をこなし「さすがにドロップキックのジャンプ力は低くなったけど、昔の僕のイメージを壊さないようトレーニングもやっています」と二足のわらじを両立させている。

 そんなデルフィンだけにオリックスの近年の低迷には「今年もどうなんですかねえ。話題もないし…。完全に阪神、特に佐藤(輝明)に持って行かれてますよね」と寂しさを隠せず、さらに「T―岡田はなんであんなにシュッとしてしまったのかな。以前は迫力があったし、モンスターな印象があった。それこそ今の佐藤のように体がゴツかった。せっかく体が大きいんだからもっとトレーニングして4番の怪物に戻ってほしい」と2010年の本塁打王に注文をつけた。

 近年のT―岡田は主砲の座を吉田正に譲り、ベテランとしてチームを支える立場。体もシェイプされ、以前と印象が変わってしまっているだけにデルフィンは「老け込むのはまだまだ早いですよ。昔の清原さん、金本さんみたいでいてほしい」と〝浪速のゴジラ〟復活を願った。