原采配がまたまたズバリ的中だ! 巨人が15日の中日戦(東京ドーム)で、3点リードで迎えた3回に重盗を成功させた。

 3回二死一、三塁、打者・大城の場面で、意表を突く作戦に出た。福谷の3球目、130キロのスライダーで一走・亀井がスタート。すかさず木下拓が力強い送球をすると、亀井はスピードを緩めた。タイミングは一、二塁間で余裕のタッチアウトになろうというもの。

 しかし、木下拓が二塁へ送球した瞬間、三走・梶谷がスタート。二塁カバーに入った遊撃・京田がわずかに迷いを見せた隙を見て、亀井はタッチを左にひらりと交わし二塁に到達。俊足・梶谷も勢いよく本塁を陥れ、見事に重盗成功とした。

 打線も好調な中、采配もズバリ。巨人自慢の作戦が、要所で光った。