ソフトバンクの守護神・森唯斗投手(29)が15日のオリックス戦(ペイペイ)ベンチ入りメンバーから外れた。

 森が試合前練習への参加も見送ったことに、工藤公康監督(57)は「投げる方とは反対の肘が腫れている。ケガとかではない」と説明。「遠征にも今のところ連れて行かない予定」と語った。

 現時点では、16日からの西武3連戦(メットライフ)を守護神抜きで戦う方針。代役筆頭にはモイネロが挙がるが、指揮官は「9回で使うか、打順によって8回にしてみたりというのもある。試合の中で鍵になるところではモイネロに行ってもらう。その辺も投手コーチとシミュレーションしている」とプランを明かした。

 相手布陣と戦況を見極めながら、重厚なリリーフ陣を臨機応変に起用する。やりくり上手で知られる指揮官は「腕の見せ所ですね。頑張ります!」と腕をまくった。