ついに強力打線が爆発した。巨人が14日の中日戦(東京ドーム)で、3回に打者一巡の猛攻を見せ、先制点を含む一挙5得点を挙げた。

 開幕カードのDeNA戦(3月27日・東京ドーム)以来の打者一巡となった。一死一、二塁のチャンスで松原が「なんとか最初に点を取りたかった」と左前打を放つと、ヒットエンドランで二塁走者がかえって先制。

 これでG打線に火が付くと、続く坂本が三塁線を破る適時二塁打を放ち、2人の走者を一掃。「みんなで回してくれたチャンスなので、打つことができて良かったです。梶谷につなぐことができましたね」との坂本の言葉通り、直後の梶谷は今季2号となる右翼への2ランを放ち、貴重な追加点とした。そんな梶谷も「前のバッターがいいバッティングを見せてくれたので、のっていくことができました」と、同級生の気持ちに応えた。

 今季初の3連勝に向けて、大きなリードを取った。