頼もしい男が帰ってきた。巨人のC・C・メルセデス投手(27)とエスタミー・ウレーニャ内野手(21)が13日に、チームに合流した。

 両選手は新助っ人のテームズ、スモークとともに3月29日に入国すると、2週間の隔離期間を経て、この日にようやくチームへ復帰。原監督と久々の再会を果たすと、互いにグータッチで喜びを分かち合った。

 コロナ禍により来日時期が不透明だった中、ようやく果たせたチームメートとの再会に両選手ともほっとした様子だ。メルセデスが「日本にいつ戻ってこれるか不安だった。本当に日本政府に感謝しています」と話せば、ウレーニャも「チームのみんなと再会できてうれしい」と笑顔を見せた。

 コンディション面も問題はない。昨季終盤に左ヒジの関節クリーニング手術を受けたメルセデスは「今の自分の状態に関しては100%だと思っていますし、向こうのリハビリしてくれていた人たちと、日本の巨人のトレーナーさんたちに聞きながらやったので、今は100%です」と万全を強調。頼れる助っ人の、早期の一軍合流が待たれる。