日本ハム・斎藤が14日ぶり一軍マウンドで3回途中KO

2014年08月14日 19時22分

一軍で連勝とはいかなかった斎藤

 日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が14日、本拠地・札幌ドームでのロッテ戦に先発。立ち上がりに制球を乱して3点を失うと3回にもあっさり追加点を許し、早々とマウンドを降りた。

 

 球に威力はあるように見えたが、14日ぶりの一軍マウンドで力みがあったのか直球、変化球とも制御できなかった。初回、先頭の鈴木に四球を許すと続く加藤にヒットエンドランを決められ一、三塁。さらに盗塁と四球で満塁のピンチを招くと、一死後に井口の中前2点適時打を浴びるなど3点を失った。

 

 2回は三者凡退で切り抜け立ち直りの兆しを見せたものの、3回は一死後に角中、デスパイネの連打で二、三塁のピンチを招き、井口の犠飛と今江の適時打で5点目を献上。さすがにベンチも我慢の限界に達し、栗山監督は主審に投手交代を告げた。

 

 13日には2012年の夏の甲子園で大会史上最多の1試合22奪三振などで全国区となった楽天・松井裕が先発でのプロ初勝利(通算2勝目)を挙げ、09年夏の甲子園でファンを沸かせた西武・菊池も自己最多の14奪三振で存在感を見せつけた。早実のエースとして06年の夏を制した斎藤も流れに乗りたいところだったが、本領を発揮したのは5回に稲葉の逆転2ランが飛び出して負け投手を免れた強運ぶりぐらいだ。

 

「変化球の抜け球も多くて、ピッチングにならなかった。立ち上がりの四球が何よりも悔やまれます」と斎藤は意気消沈。前回7月31日のロッテ戦で785日ぶり勝利を挙げてから始まった「第2の野球人生」は、スタート直後に落とし穴が待っていた。