「打てないからといって態度に出すな!」日本ハム・中田翔に元コーチ・柏原純一氏が物申す

2021年04月10日 05時15分

まだ右目が痛々しい日本ハム・中田

【柏原純一の「烈眼」】日本ハムが開幕から苦戦しているが、主砲の中田翔にひと言言っておきたい。中田は自分の打撃不振にイラ立って7日のソフトバンク戦の試合中にベンチでバットをへし折り、ベンチ裏でつまずいて右目に青タンを作ったという。本当につまずいただけであんなボクサーみたいになるのか。スポーツ選手なんだから酔っぱらってコケても顔はかばうと思うが…。

 私が日本ハムのコーチ時代、彼の若いころを知っているからこそあえて言わせてもらうが、青タンの原因はともかく、中田にはチームの顔としての責任がある。2割8分~3割を期待され、4番には敗戦の責任の一端がある。みんなが彼の背中を見ているんだから、一生懸命にプレーする姿を若い選手に見せないといけないし、走ってない選手がいたら注意する立場だろう。彼を見ているとそんなふうには見えない。ソフトバンクの選手なんかベテランでも一塁まで一生懸命に走るし、フライでも8分~9分で走る。それがチームの強さになっているんだ。

 それを打てないからといって天井を見上げたり、モノに当たったり、態度に出してどうするんだ。てれんこてれんこ走っていたらお客さんにも失礼だ。たくさん給料をもらっているんだからそれだけのことをやれ!と言いたい。栗山監督もつらいだろう。しびれを切らして交代させたと思うし、監督室に呼んで怒ることはあってもマスコミの前で怒るのは珍しい。言いたいこともあるだろうし、遠慮せずに言えばいいと思う。

 一生懸命にやれば結果はついてくる。打ったら走る、ゴロが来たら必死に捕る、ストライクが来たら振る。原点回帰しかない。ひたむきにやって「中田さんがここまでやってるなら俺も!」と周りに思わせないといけない。(野球評論家)

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