楽天・田中将大投手(32)が8日、遠征先のメットライフドームで33球のブルペン投球を行った。

 現在、田中将は10日のソフトバンク戦(楽天生命)登板を回避し、週明けのロッテ戦(同=13~15日)での復帰登板を目指しているところ。

 この日の西武戦前、田中将は西武の練習中から一人、ブルペンに現れストレッチを開始。チーム練習開始と同時にキャッチボールを始め、ブルペンへ向かった。

 ブルペンでは小山投手コーチが見守る中、ノーワインドアップ、セットポジションで計33球。コース、球種を捕手に指示するいつもの間合いでカーブ、スライダーなど変化球も投げた。

 石井監督は「投球を重ねながら傾斜を使って強度を上げていく作業は順調に来ている。順調にステップを踏んでいると思う。しっかりとステップを踏んでいるから必ずそこで投げなきゃいけないわけではない。しっかりとステップを踏みながら登板日を決めていけばいい」と田中将の現状について語った。