巨人・亀井善行外野手(38)と増田大輝内野手(27)、北村拓己内野手(25)が6日の阪神戦(甲子園)から一軍に再昇格した。

 3選手はPCR検査で陽性判定を受けた丸、中島、若林と「接触頻度が高かった」との球団側の判断で隔離され、NPBの「特例2021」に基づいて4日に登録を抹消されていた。しかし、5日に保健所から濃厚接触には当たらないとの見解が示され、3人とも陰性だったことで、再びチームの輪に加わり、試合前練習では笑顔ものぞかせた。

 また、2月の沖縄キャンプ中に右太もも裏を痛め、復帰を目指していた大江竜聖投手(22)も今季初の一軍登録。今月2日の二軍戦で実戦復帰すると、翌3日も連投し、いずれも無失点に抑えていた。

 新型コロナ感染が判明した丸、中島、若林、ウィーラーを欠くなか、チーム一丸で苦境を乗り越えていく。