ソフトバンク・高橋礼投手(25)が2試合連続で制球に苦しみ、今季初黒星を喫した。

 3日の西武戦(ペイペイ)に先発して6回4安打、8四死球を出して5失点。前回9四死球と乱れたサブマリンは、この試合も序盤から我慢の投球となった。

 初回いきなり先頭・金子に四球を与えると、3四死球が絡んで3失点。24分間という守備時間が野手のリズムを崩す形となり、打線の援護を引き出すことができなかった。

 その後も立て直しに苦戦し、5回までに要した球数は107球。最後のイニングとなった6回は、三者凡退に封じて121球でマウンドを降りた。

 降板後、右腕は「前回と同じ失敗をしてしまいました。野手の方にも中継ぎの方にも本当に申し訳ない。もう一度自分の投球を見つめ直します」と球団を通じてコメントした。試合は9回に眠っていた打線が3点を返す意地を見せたが、4―7で押し切られて4連敗。開幕4連勝でつくった貯金が0となった。