急失速の王者ソフトバンク 昨季と一変「打順固定」した小久保新ヘッド どう動く?

2021年04月03日 06時15分

ソフトバンク・小久保ヘッド(左)は打線をどう復調させるのか…(右は工藤監督)

 好スタートから一転、ブレーキがかかってしまった。ソフトバンクが2日の西武戦(ペイペイ)に2―6で敗戦。開幕4連勝後の3連敗で貯金が1となった。

 気がかりなのが打線だ。前日1日はオリックス・山本に2安打零封負け。この日も西武・高橋に8回まで4安打に抑えられた。打線に関しては小久保ヘッドコーチに一任する方針を打ち出している工藤監督は「打撃コーチも含めて、ヘッドになんとかしてもらうしか方法はないのかなと思う。最終的に凡打になっているからもあるが、淡泊に映ってしまう」。

 その上で「選手、コーチを含めて、打てていない現状の中でどう打開するかを考えてもらわないといけない。ズルズルいきだしてから考えては選手も対応するのは難しい。しっかり考えた上でやってもらわないといけない」と話した。

 チーム打率がリーグワーストの打率2割1分1厘。嫌な流れを断ち切るために、オーダーの行方にも注目が集まる。昨季の鷹打線は120試合で実に113通りにも及ぶ日替わりスタメンで戦った。工藤監督の投手目線での〝相手投手の嫌がる打線〟を組んだものだった。

 その一方で今季はここまで固定で戦っている。7試合を終えて異なるオーダーは1度だけ。それも4番・グラシアルを〝負担軽減目的〟でDHで起用したことにともない、6番・デスパイネを明石に代えたものだった。野手目線での〝各自が役割に集中しやすい打線〟〝レギュラーとしての自覚を促す打線〟となっている。

 かねて工藤監督は「野手の気持ちが分かって、僕が行き届かなかった部分も考えてくれていて助かっています」と小久保ヘッドに感謝。オーダーについては「まずはヘッドの思う通りにやってもらって、アドバイスできるところがあればしたい」とのスタンスだ。

 このままズルズルと行くわけにはいかない。〝工藤―小久保タッグ〟がどう動くか――。

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