ヤクルトは2日の巨人戦(東京ドーム)に2―0で今季初の完封勝ち。投打がかみ合った。先発の小川泰弘投手(30)がチーム最長の7回2/3を無失点。2番手の清水、3番手のマクガフとつないで巨人に付け入る隙を与えなかった。

 打線も少ないチャンスを確実にものにした。主砲の村上宗隆内野手(21)が6回一死一塁で3号2ラン。高津監督は「小川じゃないですか」とした上で「最近リリーフもずっと毎日投げていたので、すごく助かりました」と褒めたたえた。

 3月26日からの開幕3連戦で3連敗。そこで背負った借金を30日から引き分けを挟んで3連勝して完済した。開幕から6試合すべてに5投手以上をつぎ込んだが、開幕7戦目のこの日は3人でリレー。昨季のリーグ優勝チームを圧倒した。