待ち望んだ場面が4戦目でやっと来た。ヤクルトは30日のDeNA戦(横浜)に5―4で逆転勝ちし、今季初勝利を飾った。序盤は嫌なムードが漂っていた。先発のスアレスが4回3失点。開幕から4戦連続で先制を許した。

 それでも0―3の7回に先頭・塩見がDeNA先発・大貫から1号ソロを放つと、少しずつヤクルトに流れが傾き始める。1―4の8回にDeNA2番手の石田から先頭・山崎が四球を選んだ。二死後に村上も四球を選び一、二塁とすると内川が適時打で1点を返す。

 なおも二死一、二塁でDeNAが3番手の山崎にスイッチ。そこで塩見が左翼フェンス直撃の2点適時打で同点に追いつく。さらに西浦の代打・川端が勝ち越しの適時打。開幕4戦目で初めてリードを奪い、その1点を守り切った。