広島・鈴木誠也外野手(26)が27日の中日戦(マツダ)で試合を決める一打を放った。「4番・右翼」で先発出場すると1―1で迎えた4回、無死一、二塁の好機で中日・柳のカットボールを左前へ運んで今季初安打&初打点をマークした。
 
 続く3打席目でも中前打を放ってマルチ安打の主砲は「とりあえず一本出たのでこれからしっかりやっていきたい。昨日は満塁で打てなかったので、反省しながら次回はしっかり打てるようにやりたい」と振り返った。

 コロナ対策でマツダスタジアムは50%の入場制限を取っている中、この日は1万6479人が来場。「お客さんがいたほうがモチベーションが上がる。緊張感もあるのでいいのかなと思う」とファンの応援を力に変える意気込みだった。