勝ち切れなかった。ヤクルトは26日の阪神との開幕戦(神宮)に3―4の僅差で敗れた。先発の小川は6回途中を3失点。1点ビハインドで降板するも7回に塩見の適時二塁打で3―3の同点に追いついたが、8回に勝ちパターンの清水が二死後にサンズに勝ち越しの2号ソロを許し万事休した。

 試合後、高津監督は「一回も勝ち越せなかったのでね。先制もされたし、ずっと追う展開というのは難しかったです」として「当たり前ですけど、先に点取って優位にゲームを進めたかったんですけども…。なかなかうまくいかなかったですね」と話した。

 また1―2の4回一死一、三塁で小川が、そして3―4の8回無死一塁で古賀がバント失敗。これには指揮官も「こんなことしてたら勝てないですね。絶対ね。すごく大きな2つのアウトだったと思います」と語気を強めた。