お笑いコンビ「アンガールズ」(田中卓志=45、山根良顕=44)と元広島カープの石原慶幸氏(41)が23日、「広島・東京オンラインで会エール 春よ鯉! TAUトークイベント」にオンラインで出席した。

 広島県では、首都圏で「ひろしま」にゆかりのあるお店とのネットワークを結成し、加盟店舗とともに首都圏で「ひろしま」を盛り上げるため、人々と広島をつなぐ「ひろしまアンバサダーズ」を開始した。

「ひろしまアンバサダーズ」スペシャルアンバサダーに就任した石原氏は「大変な状況の中、広島にゆかりがある方、大好きな方、みなさんで協力しましょう。応援し合って助けあって、今の状況を乗り越えていきたいと思います。我々も一緒になって応援していきたいと思うので、まずは広島から日本を元気にしていきましょう。一緒に頑張っていきましょう!」と呼びかけた。

 広島県出身のアンガールズとオンライントークを行い「現役時代、受けていて1番すごいと思ったピッチャーは誰ですか」と問われると黒田博樹氏の名前を挙げた。「特別な存在です。ボールはもちろんですけど空気感、オーラ。1試合、1球にかける気持ちが伝わってくるピッチャーでした」と振り返った。

 カープを支えた名捕手の石原氏だが、ファンの間では「石原=インチキ」が定着している。これは田中が人気番組「アメトーーク!」で石原氏の珍プレーをインチキと紹介したため、全国区となってしまったのだ。

 解説者1年目となる石原氏に、田中は「達川(光男)さんとかちょっとした未来予想を入れるんですよ。『この後こうなりますよ』って言って。当たっても外れても適当(笑い)」。山根も「あの人『けん制しますよ』ってサイン見てから言っとる」と暴露。「カンニングしながらやってもいいから、先輩の達川さんの感じが出れば、いい話が聞けるのは間違いない」(田中)とインチキ解説のススメを説いた。

 石原氏は「解説するときは『インチキ』と呼ばれないように頑張ります」と笑い飛ばしていた。