中日・柳裕也投手(26)がオープン戦最後の登板で大炎上だ。20日の日ハムとのオープン戦(バンテリン)に先発した柳は5回を投げて被安打11、8失点とボロボロ。開幕に向けて大きな不安を残した。

 柳は立ち上がりから球威、制球ともに今一つ。2番・石井にライトスタンドに運ばれると、4番・中田にもバックスクリーンに叩き込まれていきなり2失点。バンテリンドームの客席は大きなため息に包まれた。

 柳は2回以降も立ち直ることができず、4回には5安打を浴びて4点を失うなど火だるま状態。5回8失点で降板すると与田監督が柳のもとに行き、ベンチでアドバイスを送るシーンも見られた。広島との開幕シリーズ2戦目での先発が予想されるだけに、指揮官もこの日の内容には心配となったはずだ。

「現実を受け止めて、(26日に)シーズンは開幕するのでしっかりやっていきたいです」。広報を通してこうコメントを出した柳だが、果たして開幕までに修正することはできるだろうか。