巨人の小林誠司捕手(31)が20日、イースタン・リーグ開幕ヤクルト戦(ジャイアンツ球場)出場のため、二軍に合流した。2年目左腕・井上とのバッテリーで先発出場する。

 この日、一軍は楽天とのオープン戦(東京ドーム)だが、現在一軍捕手は小林を含め大城、炭谷、岸田と4人体制となっており、出場機会は限られている。19日のロッテ戦(東京ドーム)でも小林の出場はなかった。26日のDeNAとの開幕戦(東京ドーム)まで1週間を切り、開幕一軍を巡るポジション争いは激しさを増している。

 開幕捕手は昨季のベストナインでエース・菅野と3戦連続でバッテリーを組む大城が大本命とはいえ、実績では小林も負けてはいない。オープン戦で6打数1安打、1割6分7厘の打棒改善が出場機会を増やすカギとなる。ジャイアンツの〝最激戦区〟捕手争いから目が離せない。