中日開幕投・福谷 2週前に“大バクチ”フォーム改造成功…シーズン中にさらなる大改造も! 

2021年03月20日 05時15分

日本ハム戦の好投で手応えをつかんだ中日・福谷
日本ハム戦の好投で手応えをつかんだ中日・福谷

 開幕直前に大バクチがずばりハマった。プロ9年目で初の開幕投手を務める中日・福谷浩司投手(30)が19日の日本ハムとのオープン戦(バンテリン)に先発し、6回1安打無失点で4奪三振と圧巻の投球を披露した。

 前回10日の西武戦(ナゴヤ)では3回12安打10失点と大炎上。投球時にトップがつくれないという課題を克服するため、腕を下げて投球するフォームに変更した。「やばいというわけじゃないけど、だいぶ変えなきゃなという気持ちにはなっていた。去年のフォームでトップがつくれないなら、それを捨てるしかない。勇気が要りましたけど、逆に去年の自分をもう捨てるつもりで、今はやっている」と明かす。

 コーチらに指導を受けながら自己流で取り組んだフォームは、チーム内で元巨人の岩隈にそっくりとのもっぱら。「岩隈さんを意識して下げたわけではないけど、今までとは違う投げ方で投げているので、しっくりこない部分もまだある。でも、それを補うためにこの1週間、人よりも多く投げてきた」(福谷)。異例とも言える開幕直前のフォーム改造には、与田監督も「この時期にそういう挑戦ができることがすごい。よく試したと思う」と最敬礼だ。

 それでも福谷の探究心はとどまることを知らない。先発ローテを1年間守ることを一番の目標としており「今の投げ方にも固執するつもりはあまりない。その都度自分の体にあったフォームを1週間は難しくても、2週間ぐらいでつくれれば、ズルズルといくことなく済むのかなとは思うので、勇気を持ってやっていきたい」と新フォームさえいつでも捨てる覚悟。今季は臨機応変に投球フォームを変更する〝カメレオン投法〟でフル回転を目指す。

関連タグ: