広島・床田 昨季不調で改めて思い返した「KJの言葉」

2021年03月18日 06時15分

好投した広島・床田

 開幕ローテ入りが見えてきた。広島の床田寛樹投手(26)が17日のヤクルトとのオープン戦(神宮)に先発し、4回1安打無失点と好投した。2月21日の練習試合でアクシデントにより降板。二軍調整を経たが、順調な仕上がりだ。それでも左腕は「二死から四球2つ出しているので制球の面で良くなかった」と反省を口にした。

 3年連続の開幕ローテ入りに向けて、床田には時折、思い返す言葉がある。昨年まで同僚だったクリス・ジョンソン投手(36)から聞いた「左打者に対してしっかり壁を作って投げること」というアドバイスだ。「インコースに投げ切れなかったり、抜けて死球を当てたりとかがあったから」と16年の沢村賞左腕に助言を求めたという。

「KJ(ジョンソン)はすごく精度が高いので、どういうイメージで投げているのかなと思い、聞きに行きました」という床田は他にも「ツーシームとか、左のインコースに投げる球をどういうイメージで投げているのか?」なども質問。ジョンソンはその都度、丁寧に回答してくれたという。

 それがプロ3年目の19年の飛躍につながった。25試合に登板し、7勝6敗で防御率2・96。昨季は一転して15試合で5勝8敗、同4・93と不振に陥ったため、改めてジョンソンの言葉をかみしめているのだ。

〝恩人〟のジョンソンは昨年限りで広島を退団。海の向こうに吉報を届けるためにも輝きを取り戻す。

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