阪神・佐藤輝 「戦慄の5号」に相手バッテリー顔面蒼白なワケ

2021年03月16日 18時12分

4回、特大HRを放った阪神・佐藤輝

 阪神のドラフト1位ルーキー・佐藤輝明内野手(22=近大)が16日のヤクルト戦(神宮)に「6番・右翼」で先発出場し、1本塁打を含む5打数2安打2打点をマーク。開幕戦(26日、ヤクルト戦)の舞台でもある神宮の杜に集結した虎党とツバメ党双方を戦慄させた。

 佐藤輝がここまでオープン戦でマークしてきた4本塁打は、いずれも真ん中から外角のコースを逆方向へはじき返したもの。黄金ルーキーの弱点を洗い出すため、ヤクルトバッテリーはこの日、背番号8が比較的苦手としているとみられてきた内角を執拗に攻める配球を徹底する。だが、そんな敵軍の思惑は、規格外の怪力でいとも簡単に粉砕された。

 大量7点をリードした4回二死一塁、この日3度目のバッターボックスに入った佐藤輝はカウント3―0から投じられたインコースへの直球を迷いなく強振。打った瞬間それとわかる強烈な打球はそのまま右翼席上段へ突き刺さる特大の5号2ランとなった。

 スタンドインを確信した佐藤輝は、悠々と打球の行方を見送ってからダイヤモンドを一周。新人選手のオープン戦5号はNPB新人タイ記録。記録更新に現実味が増してきた。

「しっかり一発で仕留められた。打った瞬間『入ったかな』と思いました。シーズンに入ってからも内角は攻められると思いますので、しっかり打てて良かったです。しっかり内も打てるというところを見せられた」と試合後、会心の一打を振り返った佐藤輝。入団当初は朴とつとした記者対応が印象的だったが、結果を積み重ねるごとに笑顔が増えてきた。充実感と手応えは日に日に増している。

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