巨人・杉内俊哉投手(33)が12日、阪神11回戦(東京ドーム)に先発し、6回に上本からこの日3個目の三振を奪い、プロ野球22人目の通算2000奪三振を達成した。1930回3分の2での到達は、西武時代の石井一久の1967回3分の2を上回り、プロ野球史上最速。

 2000奪三振まであと3として先発マウンドに登った杉内は、3回に能見からまず1個目の三振を奪うと、6回一死から再び能美を三振に仕留め、続く上本のバットに空を切らせた。