巨人・坂本勇人内野手(32)が腰の張りの影響で、15日までに遠征先の大阪から帰京した。

 坂本は14日の阪神とのオープン戦(甲子園)を大事をとって欠場し、この日、甲子園の室内練習場で行われたチーム練習にも姿はなかった。原監督は前日の段階では「それほど深刻なものではない」と、16日の中日戦(バンテリン)からの復帰も示唆していたが、「少し良くしてからということです」と、さらに慎重を期して欠場期間を延長する方針を固めた。

 再合流する時期について「まあ、そのぐらいじゃないですかね」としたのは、チームが長期遠征から本拠地・東京ドームに戻る19日のロッテ戦。ただ、何より最優先されるべきは無理に急いで復帰することではなく、万全な状態で開幕を迎えること。長いシーズンではアクシデントなどで坂本が不在となるケースも考えられるだけに、首脳陣もさまざまなバリエーションを試すテスト期間となりそうだ。