ついに主砲から一発が飛び出した。巨人の岡本和真内野手(24)が13日、オリックスとのオープン戦(京セラ)に「4番・三塁」で先発出場し、オープン戦第1号となるソロ本塁打を放った。

 待望の快音が響いた。1点ビハインドの4回、先頭打者として打席を迎えた岡本和は、相手先発・宮城の投じた初球を完璧に捉え右翼スタンドへ。打った瞬間に分かる会心の当たりに、マウンド上の左腕も、ぼう然とした表情で打球を見送った。

 オープン戦では不振に苦しみ、試合前時点で打率は1割3分と持ち味を発揮できずにいた背番号25。この日の一発を復調の兆しとすることができるか注目だ。