楽天・田中将大投手(32)が11日、ツイッターを更新。この日で東日本大震災から10年となり、自身の思いと被災者に向けた気持ちをつづった。

 ツイッターには「東日本大震災から10年が経ちました。10年を迎えたから急に何かが変わることではありません。これからも僕なりに出来る事を継続していくことが出来ればと思っています。がんばろう東北」と書き込んだ。

 今季から8年ぶりに日本球界、古巣への復帰を果たした。胸の内には震災から10年の節目の年を迎え、復興を加速させる東北の地をさらに活気付かせたい思いも当然ある。震災が発生した2011年当時は、シーズン中にも被災地を訪問。以降、自分ができることを重ね続けてきている。

 13年に楽天で日本一に輝き、東北に歓喜をもたらした。今季は8年ぶりに必ずや頂点の座をつかみ、東北の人たちともう一度喜びを分かち合う。ツイッターでしたためた言葉を胸に刻み、田中将は節目の日にあらためて決意し直したようだ。