巨人が9日、ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)に3―5で逆転負けを喫した。

 初回に1点を先制されたが、直後の2回にボテボテの内野安打ながらルーキー秋広、梶谷の連続適時打で逆転し、吉川の内野ゴロの間にもう1点を挙げて3得点。しかし、先発したサンチェスがピリッとせず、4回に3―3の同点に追いつかれ、6回には2番手のドラ1右腕・平内が周東に勝ち越し2ランを被弾した。打線も3回以降は無得点に終わった。

 昨年の日本シリーズで屈辱の4連敗を喫したことは記憶に新しい。2019年の日本シリーズも含めれば8連敗だが、同年6月23日の交流戦(東京ドーム)を皮切りに、昨年のオープン戦の2連敗(3月10日、11日)もカウントすると、対ソフトバンクの連敗は「12」まで伸びた格好に。最後に勝利したのは19年6月22日となっており、オープン戦とはいえ、10日の同戦でひとまず負の連鎖は止めておきたい。