DeNA「開幕に外国人全10選手不在」で緊急補強に動く手も

2021年03月09日 06時15分

DeNAはソト(左)、オースティンの大砲不在で開幕を迎える

 DeNAは育成を含む外国人全10選手が不在のまま26日のシーズン開幕を迎える可能性が高い。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響を受け、ビザの申請が凍結されており、8日にオンラインで取材に応じた三原一晃球団代表によれば「入国のメドが立っていないのが現状」という。

 2019年まで2年連続本塁打王に輝いたソトに、昨季20発のオースティンを欠くことで得点力の大幅ダウンは避けられない。昨季チーム2位の56試合登板で救援陣の要だったエスコバー、先発ローテの一角として期待されていた新助っ人右腕ロメロ(前ツインズ)、そしてピープルズらも不在で、チームにとっては計り知れないダメージとなりそうだ。

 入国後にビザを申請する「再入国」の方法を選択した場合、入国期限が設けられる。そのため球団側は所属の外国人選手たちに対して昨年11月の段階でビザ取得後に入国する形を選択していた。ところが新型コロナウイルスの感染が再拡大し、昨年12月の時点でビザの発給が凍結。結果論とはいえ、これが裏目に出る格好となってしまった。

 各選手は母国で練習を継続させているが、ビザ発給が一体いつになるのか先が見えない。それだけに球団内からは「もう国内他球団に働きかけるなどして緊急補強に動くしかないのではないか。お気楽モードで『若手にとってチャンス』と前向きにとらえているだけでは大変なことになる」との声も出始めている。三浦監督率いる新生ベイスターズは苦難の船出となりそうな雲行きだ。

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