プロ野球「マツダオールスターゲーム2014」(7月18日=西武ドーム、19日=甲子園)のパ・リーグ監督を当初の予定通り、楽天の星野仙一監督(67)が務めることになった。3日、パ・リーグの村山良雄理事長が発表した。

 楽天のドタバタ劇を受けて、異例の事態となった。前日に、楽天が佐藤義則監督代行(59)に代わって、大久保博元二軍監督(47)が一軍監督代行となる人事を発表。

 球宴の指揮は休養中の星野監督に代わり佐藤監督代行が執ることになっていたが、これを受け「一軍の試合を見ていないし、大久保さんが(球宴の)指揮を執るのは酷だろう」(村山理事長)と判断。急きょ、同理事長と楽天側が協議した結果、星野監督が指揮を執るよう打診し、了承を得たという。

 現在、星野監督は腰椎椎間板ヘルニアと胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受け、リハビリ中。経過は順調とのことでこのままいけば、球宴が現場復帰の舞台となる可能性が高まった。