ソフトバンクの岩崎翔投手(31)が6日、右ヒジの違和感を訴えて佐賀市内の病院で診察を受けた。大きな異常はみられず、今後の動きは状態を見ながらとなりそうだ。

 鷹のブルペンを支える14年目右腕は、前日5日の阪神戦で9回に4番手で登板。先頭・佐藤輝への初球の真っすぐこそ152キロを計測したが、その後は140キロ台前半まで球速が落ち、自慢の速球が鳴りを潜めていた。結局1イニング26球を要し、3安打1四球2失点と精彩を欠いていた。

 工藤監督はこの日「本人はヒジのことをずっと気にしていた。昨日投げて、自分の中でいろいろ考えることがあったのかもしれない。ちょっと一回、診てもらいたいということだった」と説明した。

 2017年に最優秀中継ぎ投手に輝いた岩崎は、その翌年に2度の右ヒジ手術を受けている。