巨人の丸佳浩外野手(31)が3日のヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)の第1打席で対外試合4試合目にして初安打をマーク。第2打席でも左前打とようやく目覚めた。

 まだまだ焦る時期ではないとはいえ、久々の快音。昨季、チーム唯一の全試合出場を果たした背番号8は「まだまだ実戦の対応力が良くないので、反応であったり考える力などもう少し慣らしていかないと」と課題を口にした。

 昨季の疲労を考慮し「S(スペシャル)班」での調整となった丸は、休養日には炭谷との将棋対決を配信。子供たちとリモート交流するなど、
コロナ禍で、できる限りのことを実行してきた。

 ようやくバットでファンを喜ばせた丸。今季初の観客の前でのプレーに「普段よりモチベーションが上がります」とファンのありがたみを感じていた。