中日・根尾昂内野手(20)がオープン戦初戦から猛烈アピールだ。2日のソフトバンク戦(ペイペイ)に「8番・左翼」でスタメン出場すると、第3打席で左翼へ2点適時打。3年目の若武者が着実な成長を見せている。

 根尾のバットが火を噴いたのは、12点を追う迎えた8回一死二、三塁。ソフトバンク3番手左腕・川原の149キロ速球を左前へはじき返して2点を返した。第1打席は四球、第2打席は空振り三振だったが、チャンスで見事に結果を出した。

 根尾は2月の練習試合(8戦)で打率3割4分8厘だったが、オープン戦に入っても好調をキープ。開幕スタメンに向けて期待が高まっている。