中日のオープン戦開幕の先発を任せられた笠原祥太郎投手(25)が大炎上だ。2日のソフトバンク戦(ペイペイ)に先発したものの2回途中6失点KO。開幕一軍の座がいきなり遠のいた。

 初回に川島のタイムリーと押し出し死球で2点を先制された笠原は2回も立ち直れず一死満塁から押し出し四球。たまらず与田監督がベンチから飛び出し、わずか1回3分の1での降板となった。

 一昨年はシーズン開幕投手も務めた笠原だが昨季は故障もあって一軍登板ゼロに終わった。前日には「打者との勝負に集中して有利なカウントで進めていきたいです」と語るなど今季の復活にかけていたが、いきなり厳しいスタートとなった。