広島・堂林翔太内野手(29)が25日の紅白戦で快足をアピールした。紅組の「3番・一塁」で先発出場すると初回、無死二、三塁のチャンスで先発・薮田から左前打を放ち2打点をマーク。さらに二盗を決めた。2回には中前打で再び出塁。無死一塁の場面で捕手の磯村がワンバウンドの球を弾いた隙を見逃さず好判断で二塁を陥れた。

 昨季はリーグ3位の17盗塁をマークし、成功率も8割1分と走塁でも進境を見せた堂林は「投手の研究を、これからしていかないといけない。僕はめちゃくちゃスピードがあるタイプではないので。スタートやスライディングの精度を上げていければ、盗塁数は増えていくのかなと思う」と話していた。