野球評論家の張本勲氏(80)が21日、TBS系「サンデーモーニング」にリモート生出演。8年ぶりに日本球界に復帰した田中将大投手(32)が20日、日本ハムとの練習試合(金武)に先発登板したことについて語った。

 初回、田中将は甲子園時代からのライバルである4番・中田翔内野手(31)に復帰後初被弾となる3ランを左翼スタンドへ運ばれた。2回を投げ、被安打4、3失点で降板した。

 ゲスト出演した元ソフトバンクの松中信彦氏(47)は「打たれはしましたけど、彼は開幕に向けてしっかり階段を踏んでいくと思う」と指摘。さらに対戦相手の目線で「8年前と球種も違うだろうし、ボールも動いてくると思うので、そこをバッターがどう対応していくのかが課題だと思う」とコメント。

 張本氏は「オープン戦は結果じゃないからね。内容を重視する時期だから田中の場合、さほど心配ないと思いますよ」と日米通算177勝を誇る右腕の調整を楽観した。