日本ハム・中田 マー君から一発も謙虚「シーズンに入ったら絶対こんな所に…」

2021年02月20日 17時35分

田中将から一発を放った中田(中)だが…

 日本ハム・中田翔内野手(31)が20日、楽天との練習試合(金武)で8年ぶりに日本球界に復帰した田中将大投手(32)から復帰後〝初被弾〟となる3ランを浴びせた。

 しかし、中田の口から出てくる言葉は謙虚そのもの。「今日はなんの喜びもない。シーズンに入ったら絶対にこんなところに投げてくんねえよな…と思いながら回ってました」と難敵から放った先制パンチに対する複雑な心境を語った。

 初回、一死一、二塁から田中の外角スライダーに泳がされながらもバットに乗せた打球は左翼スタンドに着弾した。

 この一発を振り返った中田は「完全にタイミングは外されているんですけど、運がよかったですね。今日は朝起きてからずっと、嫌だなと思いながら球場に来た。やっぱりマウンドに立っている田中さんは大きかった。すごく近くに見えるというか、オーラを感じました」と最大限の敬意を表した。

 過去に54打数10安打(打率1割8分5厘)、1本塁打、3打点、15三振と苦手とする相手だけに「今日は6割ぐらいでしか投げていないと思うので、しっかり対戦できたことは僕自身よかった。今日の打席の中でストレートとスライダー、スプリット。3種類の球種も見れたのはよかったし勉強になった。本当に打っていないし完璧にやられているイメージしかないんで」と前哨戦で放った先制パンチに、浮かれた様子はない。

 その理由を中田は改めて「今日みたいに連打、連打で(得点)なんてあり得ないピッチャーですし、スライダーなんてあんな打てるようなところに投げてくれない。スプリットはすごいし真っすぐも強いし、とらえたと思っても刺されてしまう。だから今日はなんの喜びもない。シーズンに入ったら絶対にこんなところに投げてくんねえよな…と思いながら(ダイヤモンドを)回ってました」と警戒した。あくまでもイメージするのは、田中将の状態が上がったシーズン中の対戦だ。

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