広島のドラフト1位・栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)が〝連投チェック〟を行った。巨人戦での実戦デビューから一夜明けた18日もブルペン入り。佐々岡監督が直々に打席に立ち実戦を想定しながら62球を投じた。

 先発か中継ぎかの起用法が未定のルーキー右腕は「どちらも準備していかないといけない。リリーフならシーズンでの2連投は当たり前。まだ連投できていなかったので」と中継ぎ起用を想定しての連投だったことを説明。「監督さんに立ってもらって、より試合モードでできたのでよかった」と振り返った。

 実際に打席で球の威力を体感した指揮官は「球自体の質も上がってきている。さすが1位で獲ったという球を投げている」と目を細めていた。