無念の離脱だ。巨人の5年目左腕・大江竜聖投手(22)が18日、右太もも裏の張りのため帰京することが決まった。
大江は沖縄キャンプ初日となった16日のベースランニング中にバランスを崩して練習を中断。症状そのものは軽い模様で回復を待っていたが、大事を取ってジャイアンツ球場で再調整することとなった。この日は室内練習場で軽めのキャッチボールも行い、原監督ら首脳陣にあいさつ。宮本投手チーフコーチからは肩を抱き寄せられ、なぐさめられるシーンもあった。
大江は昨季の春季キャンプ後にサイドスローに転向。大胆な決断が奏功し、貴重なリリーフ左腕として43試合に登板し、チームのリーグ連覇にも貢献した。状態が回復すれば、再合流する可能性もあるが、まずは焦らずに治療に専念する。