西武は今月3日に来日し、今日17日で自粛期間が解けるリード・ギャレット投手(28)が明日18日からB班(高知・春野)キャンプに合流すると発表した。

 ギャレットは「米国にいる間は、家族と素晴らしい時間を過ごすことができましたし、(昨年産まれた)息子が成長する姿もしっかり見ることができました。来日をして再び家族と離れることになりましたが、いずれ彼らが日本に来て、私と一緒に2021年シーズンを共にしてくれることを願っています。昨シーズンをベースに、今年はより前進する年にしたいと思っています。昨シーズンから学んだことを糧に準備をし、登板するたびにベストを尽すことを続けていきたいです」とコメントした。

 ギャレットは来日1年目で3勝2敗16ホールド、防御率3・10の成績を残した昨年に続き、妻子を米国に置き単身での来日。昨年は1月に誕生した長男と離ればなれのまま異国での単身赴任生活を続けたが、世界的にワクチンの接種が開始されたコロナ情勢も少しずつ状況が前に進んでいる。

 家族の来日はもちろん待ち望む状況だが、一番は昨年の経験を踏まえてより重要な戦力として西武のV奪回に貢献すること。日本での成功こそがギャレット一家にとっての幸せにつながる。