中日・又吉克樹投手(30)がパドレス・ダルビッシュ有投手(34)からチェンジアップを伝授されたことを明かした。

 海を越え、球団の枠を超えた親交が“発覚”した。13日に今季初の対外試合となったDeNAとの練習試合(北谷)で8回から5番手で又吉が登板すると、1回1安打無失点と好投。その中で柴田に投じた新球チェンジアップがさく裂し、空振りを奪った上、遊ゴロにも仕留めて好感触を得た。

 実はこのチェンジアップはダルビッシュ直伝だった。「これを言っていいのかどうか分からないけど、ダルビッシュさんのサプリをツイッターに載せて、2月に入ってから『宣伝してくれてありがとう。何か困ったことがあったらいつでも連絡してね』とLINEを交換させてもらった」ことから交流が始まった。

 そこで又吉が落ち玉の投げ方、意識をダルビッシュに尋ねると、二つ返事でオッケーをもらったという。「こういう握りでこういう意識でやってみるとたぶん合うと思う」と的確なアドバイスをもらえたという。

 動画を送るとダルビッシュから「その投げ方だったら大丈夫」とお墨付きももらえたといい、又吉は「そこから本格的にチャレンジして、試合で投げるようになって、今までにない、今までは落ち玉は引っかけたり、抜けたりしていたのが、そういうのがなくなったので感謝している。いい結果出たので明日からも意識して継続してやっていきたい」とダル直伝のチェンジアップに大感謝している。