中日・立浪臨時コーチ 体一つじゃ足りない!「二軍の石川昂にもっと指導を」の声

2021年02月10日 05時15分

紅白戦後、立浪臨時コーチに助言を受けた中日・石川昂(右)

 中日の春季キャンプで立浪和義臨時打撃コーチ(51)が〝引っ張りだこ〟となっている。

 9日に沖縄・北谷でキャンプ初実戦となる紅白戦が行われ、二軍から招集された2年目の石川昂弥内野手(19)が紅組「4番・三塁」で先発出場。第1打席で中越え二塁打を放って猛アピールしたが、第2打席で右邪飛に倒れ、第3クールからの一軍キャンプ昇格は見送られた。

 試合後、立浪臨時コーチは室内練習場で約1時間にわたり、石川昂に身振り手振りで熱血指導。内角の速い直球に差し込まれてしまう悪癖を矯正するため、歩きながら打ったり、軸足への体重の乗せ方、低いボールを脚で踏ん張って前でさばくなど立浪流練習方法を惜しげもなく伝授した。

「もう少しゆったりと呼び込む時間ができれば。テークバックで球を呼び込むまでの形が安定すればすごく打てると思う。その練習方法を『必ず1日やれよ』と伝えた。本人も飲み込みも早いし、分かってくれたと思う。続ければ必ず良くなるはず」と期待を込める。

 チーム関係者は「立浪の打撃理論はシンプルで分かりやすい。今キャンプでは連日、多くの一軍野手陣に声をかけて指導しているが、昂弥は今日が初めてだったし、1時間程度では短すぎる。本当は(11日からの)第3クールから一軍に昂弥を呼んでもっと教えてやってほしかった」と残念そうに話す。

 立浪コーチは「ちょっとしたヒントで本当にガッとよくなる人もいるし、それがなかなか分かっててもできない人もいる」と言うが「彼はできるのではないか。もともといいものを持っている選手なので。スイングは本当に素晴らしい」と絶賛する。石川昂は「(欠点を)なくすためにどういうタイミングの取り方をすればいいのかを教えてもらった。今日はすべてにおいていい勉強になった」と感謝した。

 別の関係者からは「立浪コーチには一軍だけでなくて二軍にも教えに行ってやってほしい」との声も。ミスタードラゴンズの体は一つでは足りない状態となっている。

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