かつてのバッテリーが復活した。ヤクルトの石川雅規投手(41)が6日、浦添市民球場に隣接するブルペンで投球を行った。最初の34球は臨時コーチを務める古田敦也氏(55)が受けた。古田氏は「いいねえ」と言いながら、現役時代さながらのキャッチングを披露した。

 石川が2002年に入団した当時の正捕手が古田氏とあって、ベテラン左腕は「めちゃくちゃうれしかった」と笑顔をはじけさせた。「僕が(球速が)150㌔も投げれないっていう中で、プロで生き残るすべというのを(古田氏に)叩き込まれたと思っている」と話し「最高に幸せだった」と話した。