中村 スパンジェンバーグ〝不在〟で… 西武・佐藤に千載一遇のチャンス到来!

2021年02月06日 04時15分

チャンス到来だ

 西武の3年目・佐藤龍世内野手(24)に千載一遇のチャンスが訪れている。

 昨年4月の自粛期間中に首都高速・山手トンネル内を法定速度(時速60キロ)を89キロ超過する149キロで走行し、道交法違反の罪に問われた。同10月には「懲役3月、執行猶予2年」の有罪判決を受け、決して長くないプロ野球生活の大切な1年をフイにした。

 十分な社会的制裁、本人の反省もあり、球団は12月末を持って「対外試合の出場禁止」「ユニホームの着用禁止」処分を解いた。今キャンプはB班スタートながら、松井二軍監督から副キャプテンに任命された。

 心を入れ替えた佐藤は「ご指名の期待に添えるよう、みんなを引っ張っていければと思います」と野球に没頭する覚悟を語っているが、実際に目の前には三塁のレギュラーの座がぽっかりと口を開けて待っている。

 通算424本塁打(歴代16位)のレジェンド・中村は第1クールで、昨年の不振の出発点でもある右ふくらはぎ違和感とは逆足の、左ふくらはぎ違和感を訴えて別メニュー調整。軽傷ながら2年続けての下半身不安、8月で38歳になる年齢的なことを考えても万全の状態で1年を戦える保証はない。

 今季から内野手登録となった助っ人スパンジェンバーグの来日時期も不透明で、A班キャンプではドラフト6位新人タイシンガー・ブランドン大河内野手(22=東農大北海道)が唯一シートノックで三塁に入る手薄さを露呈している。

 現場内で「ブランドンに比べれば当然、佐藤の守備の安定感が上」との声も上がっている。早期に昇格し、オープン戦で結果を残せば開幕スタメン三塁も夢ではない。

 球団関係者も「処分はすでに解けているわけですから(執行猶予中であっても)試合出場に支障はない」と話す。今年は1日24時間全てを野球に捧げ、中村からレギュラーを奪う年にすべきだろう。