板東英二テレビ復帰「関西OK」「関東NG」のワケ

2014年05月29日 09時00分

まだまだハードルの高い板東

 一昨年、個人事務所の申告漏れを指摘され約1年間にわたって芸能活動を休業した後に復帰したタレント・板東英二(74)だが、なかなか軌道に乗れず苦戦が続いている。その理由は関西でこそ「出演OK」の判断が出たが、関東キー局は「みのもんたはいいが板東はNG」との方針を続けているためだという。なぜ関西では“解禁”の板東が、関東ではダメなのか?

 板東は今年、「第23回東京スポーツ映画大賞」と併設の「第14回ビートたけしのエンターテインメント賞」で話題賞を受賞。2月の授賞式では本紙の取材に「今後はどんな仕事でもやる!」と完全復帰を宣言した。

 再スタートを切るべく板東は、新たに吉本興業に所属。吉本入りの際に尽力したという明石家さんま(58)が司会を務めるトーク番組「さんまのまんま」で2月、約1年ぶりにテレビ復帰を果たした。

 だが、板東が登場した回は関東地区では放送されなかった。関西テレビ制作の「さんまのまんま」は通常、関西で放送された1週間後に関東でも放送されるスケジュールとなっている。「系列のフジテレビが板東さんがゲストの回を放送しない判断をしたということ」(テレビ局関係者)

 板東とともに同エンターテインメント賞の話題賞を受賞したみのもんた(69)も今月、「さんまのまんま」に出演したが、こちらは関東でも放送されている。「みのさんの場合、自分のことじゃなく息子の不祥事ですから。『さんまのまんま』には昨年10月に酒井法子も出たけど、この時もフジは放送しなかった。ただ、のりピーと違って板東さんは逮捕されたわけでもないんですけどね」(同)

 板東については年頭、大阪の朝日放送が「出演OK」を表明している。

「社長会見で『出演に関して何ら支障がない』と明言した。関西では他局もこれと同じ考え。でも関東は違う。板東さんは独立U局のMXテレビには出演したけど、キー局はまだNGと聞いた」(芸能プロ関係者)

 特に強硬なダメ出し姿勢なのがTBSだ。

「板東さんは『世界ふしぎ発見!』のレギュラーを長く務めていたが、申告漏れの騒動で降板。スポンサーに説明するためにも、板東さんに釈明を求めたが応じず、11月にようやく開いた会見でも植毛の話題ばかり。『みそぎは済んでない』ということでしょう」(同)

 関東キー局がいまだにNGなのは、板東にとって影響が大きい。

「板東さんはプロ野球の解説に復帰したいという希望がある。タレントとしてなら関西だけ出演するという手もあるが、解説者はそうはいかない」(同)

 例えば古巣の中日や阪神、オリックス戦の解説だけに限定しても、対戦相手が関東地区の球団なら放送は関東に流れる可能性もある。「関東の試合が突然雨で中止になったら、ラジオでは関西の試合を流すケースもある。だから板東さんを解説に起用するのは難しいんです」(同)

 関東で“出演OK”となるには、改めて会見を開き「植毛が経費で落ちなかった」以外の釈明をするしかなさそうだ。